行政書士試験のときに使用した問題集についての話

みなさんおはようございます。荒川区の行政書士事務所。

行政書士題也のコウヤです。

 

 

きょうは暑くなるみたいなので気をつけないといけなさそうですね。
 
 
 
たまになのですが、

と聞かれるときがあるので、自分のときのお話しをしたいと思います。

 

 
 
自分は独学での学習だったため、独学者の方が対象になるかと思います。予備校に通われている方は予備校のやり方に従っていった方がいいと思うので何となく聞き流してもらえればと思います。
 
では、さっそく本題に入りましょう。

 

これは、人によってかなり異なってくるため、絶対的な答えはないと思うのですが、この教材たちで私は受かっていますので、その点を念頭においたうえで参考になさってください。 

 

知っている方は知っていると思います。
公務員試験教材のスーパー過去問ゼミの民法です。
 

 

民法は行政書士試験を合格するうえでとても大事だといわれていたため、はじめに市販の10年分の過去問集を3周程解いていったのですが、無味乾燥な感じでよく分かっていない状態でした。(抵当権などのあたりは特に酷かったのを今でも覚えています。)
 
 
 
これでは、さすがにマズイなと思ったため、ネットで検索しまくったところ「スー過去」「スー過去」というコメントが飛び交っていたため、「何だ?これは公務員試験の教材だよ?この情報信じて大丈夫かな?」と思ったのですが、「物は試しにやってみよう」と思い。本屋さんで見てみたところ、「行政書士試験の問題に似てるなぁ。」と直感的に思ったため、とりあえず信じて黙って3周はやってみることに決めました。
 
 
この時の選択はとても正しかったと思います。
 
 
スー過去をやっていて、抵当権の部分はしっかりと理解する事ができましたし、いままでわけが分かっていなかった部分についてもしっかりと理解することができました。
 
 
スー過去には単元ごとにレジュメがついているのですが、このレジュメがなかなかの優れものでして、理解が深まるようなつくりになっています。
 
 
といってもこのままだけでは、記述で伸び悩みそうな気がしたため、伊藤塾1分マスター行政書士 重要条文編も併合して回していきました。

 

 
この、やり方が功を奏したのかは分からないのですが、記述については特に対策をとらなかったのですが、市販の模試など初見の問題でも知らないうちに書けるようになっていました。
(ウソのように聞こえるかも、、、なのですが、本当だからしょうがないです。)
 
 
本来、テキストの読み込みなどもしないといけないのでしょうが、社会人だったため時間がありません。さすがに4~5時間は寝ないと体がもたなかったので、民法についてはテキストの読み込みはあきらめざるおえなかったです。
 
 
ですが、試験には1年間の学習で1発合格していますので、大きく間違えたやり方ではなかったのだと思います。少なからず確率的にみた時、このやり方で私は受かっている事実がこうしてあるため、可能性が0%ではないということを100%保証できます。
 
 
それから、スー過去民法の素晴らしさについて語られているサイトがあるため、リンクを貼っておきますのでご参考になさってみてください。

 

 

 

 

 
 
お次はメイン科目の行政法ですニコニコ

一番気合いを入れなくてはいけない科目。行政法。

 
 
クイックマスター行政法やらスー過去行政法やらとにかく試しに試して、試行錯誤しまくったのですが(費用が本当にバカになりません。私のツイッターのプロフィールにも書いてあります。)、最終的には上記の教材たちで落ち着くことになりました。

 

 
大原 行政書士 トレーニング問題集
あまり知られていないかも。なのですが、この教材がなかったらおそらく今の私は、行政書士にはなっていないでしょう。

 

 

この教材には感謝しかないですね。本試験の際、行政法の択一は満点だったのですが、この教材を徹底的にやり込んだおかげだと思います。
 
 
はじめてこの問題集を見たときに、分厚くて大変そうだな。
ビッグマックじゃないんだからこの厚さはないだろ。と思ったのを覚えています。
 
 
で、ですね。
この教材、広げてみると

 

 
「この問題集を最低でも7回転。できれば10回転を目標にしてください」と挑発的な言葉が書いてあるんですよ。この問題集、実際の演習ページが607ページありますから、全体通して10回やると6070ページ。。。。。
 
 
さすが「本気になったら」の大原です。完全にぶっ飛んでますね。
 
 
ですが、当時の私も行政書士試験には本気で受かりたかったので、この挑戦に真っ向勝負してやることに決めました。
 
 
そして、こいつの登場で私のライフスタイルは大きく変わってしまうことになったのです。
 
 
それまで朝は6時頃に起きていたのですが、朝3時起きに切り替えました。
そうでもしないと、他の科目もありますし、とてもこなせる量ではなかったため、とりあえず大原に本気をぶつけてから後は考えようと思ったところ、どういうわけか、本試験までに13回転することができました。
 
 
結果、大原との勝負には無事勝利し、本試験では行政法満点というおまけがついてきました。
 
 
あの時、本当に大原の挑発にのっかって良かったと思います。
 
 
それから、こちらもやや行政書士試験としてみたら王道ではないのかもしれませんが、「寺本康之の行政法 ザ・ベストプラス」というテキストも使用しました。

 

 
民法ではスー過去をやっていればレジュメでよかったのですが、大原のトレーニング問題集の場合はひたっすらに問題演習でレジュメがないため、その対策として使用しました。
 
 
ゆるキャラみたいな絵がいたるところに書いてあったため、読んでいて疲れることなく読めたのを覚えています。基本的にカワイイキャラクターが好きなため、教材との相性も良かったのかもしれません。
 
 
ですが、この本は内容的によくまとまっていて、読んでいて頭に染み入る感覚でした。後から調べてみたのですが、寺本さんはカリスマ講師だということも知りました。まぁーこの教材の出来なら、でしょうね。といったところです。
 
 
そして、行政法についても、伊藤塾1分マスター行政書士 重要条文編の暗記をしておきました。とにかく音読、音読、で頭に叩き込んでいったのですが、この本1冊についてはバッチリ完全暗記をした状態で試験に臨むことができたため、音読戦法という古めかしい戦法もよかったのだと思います。
 
 
 
行政書士試験にいえる事だと思うのですが、スタート初期の教材選びのときから、どうなるかは決まってしまっているような気がします。
 


 


 


ということで、今日はこの辺でお開きにしたいと思います。

 

 
 
今日は内容証明郵便の作成と給付金申請業務を行う予定です。

 

 
 
本日も貴重な時間を使って最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。


行政書士題也

東京都行政書士会所属 登録番号 第18082294号 会員番号 第12153号 行政書士 高野早哉斗

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