リサーチによる裏付を相当に行っていたため、『必ず残業代の回収は出来る。』との気持ちは相変わらず強かったのですが、さすがに一時は気持ち的に相当参りました。
この行動を起こす前に、労働関係の本は新品の物で8冊程、ブックオフなどで中古の物を3冊程読み込んでいたため、『なーんだ。所詮、市場に出回っている情報なんて実際には使えないんじゃないか。』
、という多少破れかぶれな気持ちも走ったのですが、このままの状態にさせて終わってしまうのは悪を完全に野放しにさせてしまうような気持ちになってしまい、
『やはり、もう一度違ったアプローチをしてみよう。』と気持ちを切り替えることにしました。
そこで、出てきたのが前編での話しに出てくるのが
着手金0円で残業代の請求を行ってくれる法律事務所
なのです。
ハッキリ言って、弁護士ときくとお金をたくさん取られてしまうイメージしかなかったため、この時まではあまり良いイメージはありませんでした。
『ひょっとして、お金だけふんだくられてしまうのではないか。』などの不安もあったのですが、インターネットのウェブサイトにはしっかりと【着手金0円】の文字が記載されていますし、
精神的には、大分疲弊していましたから、『もう、とにかく進んでみるしかない。』との気持ちで、相談してみることにしました。
そして、実際に、弁護士の方に相談してみるととても話しやすくて驚きました。
弁護士の先生って意外に話しやすいし、真剣に聞いてくれるんだなぁ、と今までの弁護士像がここで大きく変わることとなりました。
後に、私は行政書士になるのですが、ここでの出来事は少なからず私の人生に影響を与えている出来事だったと思っています。
そして、話しを戻すのですが、この相談の場で担当弁護士の方から『こんなに資料が揃っているのなら、ほぼ残業代は回収できますよ。』と言われました。
このときは、とてもモヤモヤしている状況でしたから本当に安心したのを今でも覚えています。
それから、相談して驚いたのは、私が購入した書籍により計算した残業代の金額よりも弁護士の方が計算した残業代の金額の方が相当に高くなっていたということです。
私の行った計算金額よりも、およそ30万円程高くなっていました。
内訳を聞くと、遅延損害金の金額が相当に跳ね上がっている事を知りました。私もこのときの計算方法に遅延損害金を上乗せしなかったわけではないのですが、
弁護士の方が社労士の方と正確な方法で計算した場合、私が計算した時に加算には入れなかった部分が大幅に加算されることになっていたという点が大きな要因でした。
ということで、色々と紆余曲折あった残業代請求の戦いだったのですが、私がとある法律事務所に相談してから、約3ヵ月後には弁護士の方が計算した満額の残業代請求に成功することになりました。
このときの気持ちは、嬉しい気持ちはあったのですがそれ以上に疲れがドッと出てきたのを覚えています。
かれこれ、数年単位での話でしたから緊張の糸が切れた時の疲弊感も大きなものだったようです。
という訳で、私の残業代の請求はこれで終わることとなり、このときの体験などを通して、最低限の法律知識がないと本当に苦労するといったことを骨身に感じたため、後に法律の勉強を開始するということのきっかけにもなった出来事でした。
※
私は行政書士なのですが、労務関係の法律は社会保険労務士さんの専門分野です。
ですから、何か労務関係のトラブルか発生した場合は社会保険労務士さんに相談しましょう。
ですが、残業代の請求などで、全面戦争のような形になりそうな場合はやはり、弁護士の先生に相談する方が早く問題を解決できると思います。
ということで、今回の、【実録 残業代請求】の話しをまとめていきたいと思います。
以上が今回の話しのまとめになります。
記入し忘れてしまったのですが、とある法律事務所に相談した事によって問題が解決したのですが、着手金は0円だったのですが、成功報酬は30%となっていました。
結局のところ、私が計算したよりも弁護士の方が計算した方が多く残業代の計算をしていたため、私としては結果として利益しか残りませんでした。
今回の話しが同じよううな境遇になってしまっている人の参考になればと心底思います。
ということで本日のお話はおしまいです。
今から、うちのカブトムシ達にゼリーをあげようと思います。
今年はメスが多いため、餌の減りがとても早くて大変です。
餌やりがんばらなくては(汗)
本日もみなさまの貴重な時間を使い、お忙しいなか最後までお読みいただき誠にありがとううございました。
今日も1日楽しんでください。では♪
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