みなさん、こんにちは。
荒川区の行政書士。
行政書士題也です。
昨日は久しぶりに太陽が出てきたため、気持ち的に全然違う1日でした。
洗濯物も久しぶりに外に干せましたし、足元の心配もしなくていいですし本当にメリットし
かないなぁとつくづく感じてしまいました。
ということで、今日もこのまま1日晴れていて欲しいとつくづく思ってしまいます。
ここからぼちぼち本日のテーマに入っていきたいのですが、本日のテーマは『民泊のリスク回避について。意外に知られていないこと。』というテーマになります。
それでは、いきましょう(′▽`〃)
民泊運営で以上の3つが主要な起こりやすいトラブル3つになります。
これ以外にも今の時期ですと、コロナからくる感染症問題などもあるのですが、この場合は管轄の保健所に連絡しなければいけない、という大まかな流れはわかっているのですが、『うちが経営している民泊から感染者が出たよ。』などという方が私の周りにはいないので、ここの深掘りはやめておきたいと思います。
そして、こういった各種のトラブルが発生したときはどうすればいいのかという話に最終的にはなってくると思うのですが、これは意外な答えになってしまうかもしれませんが、あまりにも不安を感じてしまうようなら『宿泊拒否をしましょう。』ということになります。
ここまでのことについて順を追って今からお話していきたいと思います。
ここからは騒音トラブルから順に、各種のトラブルがどういったものなのかを具体的にお話していきたいと思います。
騒音トラブルなのですが、このトラブルは民泊を運営している事業者さんならご理解いただけるかと思うのですが、非常に多いトラブルになります。
民泊のトラブルはその殆どが騒音トラブルと言ってしまっても過言ではないかもしれません。
しかも、騒音トラブルの場合は基本的に事業者側に問題があることが多いため、この点も問題をこじらさせてしまう原因になっています
当たり前のことなのですが、深夜12時、1時などに聞き慣れない外国語で大声の会話をされながら家の近くをウロウロされたら怒りが爆発してしまってもおかしくはないと思います。
私は管理業者ではなく行政書士のため騒音トラブルにダイレクトに対応する機会というのはあまりないのですが、たまに、既存の民泊で更に民泊可能な部屋を増やすといったような場面に遭遇する時があり、こうした時に近隣住人の方たちから不満の声をいただくことがあります。
あくまでも私の経験上の話になってきてしまうのですが、民泊運営をしている事業者さんから『あそこはクレーマーなんです。』と聞いていて実際に現地でお話を聞いていみると、全然クレーマーなどではなく真っ当なことををいっているといったケースが多い気がします。
そもそも、その近隣住人の方が引っ越してきたばかりなどの特殊な状態でなければ、単なる文句を言っているだけであって、クレーマーである確率は低いはずなのです。
なぜかと申し上げますと、本気のクレーマーだったとしたら民泊を開始するときの事前周知報告の段階で必ず強力な抵抗をしてくるからなのです。
そうしたこともなく、無事こうして民泊の届出が出せている時点でクレーマーとかではないであろうと私は思っています。
話が変わるのですが、以前に、民泊の記事で書いたのですが、知人の旅館業の事前説明会に私は参加させてもらうことがあったのですが、この事前説明会では近隣住人の方達が憤慨している状況で今にも経営陣に住民の方達が殴りかかっていきそうな感じでした。
私はその場で第三者として傍観していて『ここまで話がこじれてしまうと力ずくで旅館業の申請をしたところで、後々経営していく自体が難しいのではないかな』と思っていたのですが、案の定、営業予定日を半年以上過ぎても未だに旅館業の申請ができていないようでした。
この話は旅館業の申請のため多少、民泊とは勝手が違うところがあるのですが、近隣住人の方に納得してもらうという点は変わらないため、例として出させていただきました。
このように、本気のクレーマーだとしたら民泊を開始する段階で既に何かしらの問題が発生していてもおかしくないため、運営後のクレームは素直に聞いていった方が今後の関係も考えて賢明だろうと個人的には思ってしまいます。
だらだらと話をしてしまいましたが、とにかく、騒音トラブルというのは発生しやすい問題のため頭に留めておいていただけましたら幸いです
もし、みなさまがひょんな事からこうした場面に【事業者側】または【近隣住人側】いずれかの立場として関わるときは『あ。あの時の話だ。』と思い出していただければと思いますす。
では次の項目にいきたいと思います。
これも比較的トラブルとして起きやすい問題なのですが、こちらは先程の騒音トラブルとは少し違い、近隣住人の方の誤認が発生しやすい問題であります。
このゴミなのですが、収集ボックスなどを民泊施設の入口や裏口付近に設置してゴミをまとめておき、週に1、2回程度収集業者に回収してもらうというスタンスで回収を行っている事業者さんが多いのですが、この回収していない期間に通りすがりの人に勝手に空き缶を捨てられてしまったりするといったケースが多い気がします。
ひどい場合になると、粗大ごみを収集ボックス付近に置き去りにされてしまったりと、民泊の宿泊者が常時居住しているわけではないことをいいことに、ひどいことをされるといった場合があります。
以前にも何回かお話した、管理業者の友人なのですが、こうした不法投棄からくるクレームにも対応していると言っていました。
その時は、クレーム処理も確かに大変らしいのですが、不法投棄されたものが比較的大型のものだと処分する経費もかかってしまうから大変だと言っていました。
話を詳しく聞いたところ、電子レンジが捨ててあったり、小型の冷蔵庫(もちろん故障しているもの)が捨ててあったりと、耳を疑ってしまうようなものが平気で捨てられていると言っていました。
そして、捨て方の悪いそうした粗大ごみを見て近隣住人が友人にクレームを言う、、、、、
こうして、書いている最中でも友人がかわいそうな気持ちになってきてしまいます。
ということで、これが民泊で起こりやすいトラブル2つ目となります。
今まで2つは近隣住人の方達との間に発生してきたトラブルなのですが、この最後の水回りのトラブルについては唯一、近隣住人関係なく発生するトラブルとなります。
水回りと言っても、バス、トイレ、キッチン、洗面所など民泊には4点の水回りがあるのですが、中でも一番トラブルが多いのは、トイレの使用からくるトラブルです。
その中でも、特に紙をつまらせてしまうというトラブルが多い気がします。
ハウスルールなどを外国語でしっかりと表記してあっても問題が発生してしまうため、中々防ぐことが難しいのがトイレの使用方法になります。
これは外国語による表記をしていますし、事業者側としても気をつけようがないと思います。
そこで、あまりにも不安を感じる宿泊者の場合は宿泊拒否をしましょう。ということになります。
あまり知られていないことかもしれませんが、住宅宿泊事業法による民泊では『宿泊の拒否』ということが行なえます。
これは伝染病疾患の疑いが高い場合などにしか宿泊拒否ができないといった旅館業の宿泊拒否と比べても非常に優れている民泊のポイントだと思います。
ですから、宿泊予定者の情報をみて少しでも不安を感じるようでしたら、適宜、宿泊拒否を活用しながら、事業を守っていきましょう。
また、個人的に民泊に宿泊する場合は宿泊施設から拒否などされないように、事業者側を不安にさせないように普通のことは普通にちゃんと行っておきましょうということです。
経営陣の方は上手にご活用なさっていただき、民泊事業を運営なさっていただければ幸いです。
以上で今回の記事は終わりになります。
民泊カテゴリーもだいぶ積もってきました。
後もう少しで、30記事に到達します。
民泊の後は何を書いていこうか考えてしまいますが、あまりガチガチに決めすぎないで書いていこうと思います。
今日もどうやら天気が良さそうです。
本日もお忙しい中、貴重な時間を使い最後までお読みいただき誠にありがとううございました。
それでは、また、明日お会いしましょう。では♪
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